不動産投資家医師インタビュー【第1回】-沖縄在住勤務医編-

医師にとって不動産は適した投資商品といわれています。
今回は沖縄県で勤務医をされているA医師に、不動産投資を始めたきっかけや経緯についてお話を伺いました。
投資をご検討中の方はぜひ参考になさってください。

医師のプロフィール&投資物件

【A医師プロフィール】
・年代:30代後半
・就労形態:勤務医
・居住エリア:沖縄県
・不動産投資開始時期:2018年

【所有物件概要】
・物件所在地:東京都
・物件種目:新築マンション
・区分所有で4室(ワンルーム)

──不動産投資に興味を持ったきっかけは何ですか?

沖縄県で勤務医をしております。離婚したことで配偶者控除がなくなり、所得税や住民税を満額で支払うことになりました。月々の出費としては、高額な養育費・親への仕送りのほか、出張費や交際費などがあります。結果、手元に残るお金はわずかで、貯蓄ができない現実を思い知ることとなりました。
私たちの世代は、人生100年時代といわれています。老後、豊かに過ごすためには早い段階からの節税と貯蓄が必要だと気付きましたが、このままではいずれも難しい状況。具体的に資産運用をどうしたらよいかを考えるようになった時に、医師向けの不動産投資を専門にしている会社に出会いました。

──不動産投資を始めようと決意した経緯と決めては何ですか?

同僚が投資用物件を所有。信頼のおける不動産会社を紹介してもらい、即決しました。
研修医になってからというもの、さまざまな不動産会社から『節税対策として投資用のマンションを購入しませんか』としつこく勧誘の電話がかかってくるので正直うんざりしていました。医療の現場である職場まで電話をしてくる会社もあって、その行為自体に不信感がありましたね。
そのような中、同僚が医師向けの不動産投資会社を介して投資用の不動産を所有したことを知りました。その後担当者を紹介してもらい、話を聞いたことが投資用不動産を所有するきっかけとなりました。電話勧誘の会社は、医師に不動産を買わせておしまいで、以降の運用についてはノータッチというところが多いと聞いていますが、同僚に紹介してもらった会社は売却時の出口戦略まで見通していました。また、物件の所有数別に節税効果や還付金を数字で示してもらえたので、理解しやすかったです。『物件を所有していても節税が十分できなくなった場合は、その時点で売却することも選択肢です。売却時の収入や還付金で次の不動産購入の資金にするのも手です』とアドバイスをいただき、なるほどと思いましたね。
その際に物件を提示していただいたのですが、説明も丁寧で納得のいくものでしたし。同僚がここで購入して軌道にのっているということもあって即決しました。

──所有物件とその物件を選んだ理由を教えてください。

居住地や勤務地は沖縄県ですが、投資用物件は東京都内にワンルームを4室所有しています。東京都にしたのは、家賃の下げ幅があまりないエリアというのが理由ですね。ターゲット層や広さにこだわりはなく、安定した借主がいることも希望条件にしていました。築年については、リノベーションができる物件であればいいという考えです。本年度の確定申告では、約190万円の節税効果が得られました。

──ご自身がお考えになる、不動産投資をするメリットを教えてください。

投資商品といってもいろいろありますが、株やFXは日々の値動きを気にしながら運用しなくてはいけないので、仕事に影響が出てしまうと思います。一方不動産投資は仕事にまったく影響はありません。日常で不動産を所有していることを自覚することがないくらい仕事に集中しながら、資産運用ができるというわけです。
管理については、管理会社に委託しているので安心です。“不動産投資は、空室が続いたら収入がなくなり返済も困ってしまうのでは・・・”と心配される方もいらっしゃるかもしれませんが、私のケースでは、不動産会社に空室リスクの低い物件を選んでいただいたので心配はしていません。ただ万が一のことは想定していて、空室になったときには管理会社に家賃を負担してくださる契約を結んでいます。
今後は物件を増やして、着実にインカムゲインを得ていきたいですね。

──これから不動産投資をする医師へアドバイスをお願いします。

資産運用をする上で、最強の国家資格と言われている医師免許を有効に活用できていない医師が多いと思います。
不動産投資をする際に、ほとんどの人がローンを組むことになりそれは医師も同じです。まず審査に通らなくてはなりませんが、医師の場合は信頼のある職業である上に、年収が比較的高く安定しているためにローンの審査が通りやすいという点はぜひ認識しておいてください。また、金融機関側がリスクの低い取引先と考えてくれるため、より金利の低い取引や高額な融資につながることもあります。私の場合、35年融資で利率は1.7%、借入額は一戸あたり3,000万円前後でした。
私たち医師は日々忙しく、株やFXなどの投資商品、副業といった手間のかかるビジネスなどに費やす時間はありませんが、将来のために備えておくことは必要です。社会的な信用性の高さがある・激務という側面から見ても、不動産投資は医師との親和性が高い資産運用方法だと思います。
研修医時代を終え、不動産運用を開始するのは、若い30代からがベスト。いち早く開始することが、老後のゆとりある生活につながると考えています。
また、投資用物件は所有後のことも考えて購入する必要があります。そういった点からも、運用面でしっかりアドバイスしてくれる会社を選択することをおすすめします。


次回は6月中旬に開業医の方へのインタビュー記事を公開予定です。
勤務医の方とは異なる視点や投資内容となっており、ぜひ参考にしていただければと思います。

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