医師に向いている不動産投資。ターゲット別、オススメの設備とは

世の中にはさまざまな投資商品がありますが、忙しい医師には不動産投資が向いていると言われています。今回は、医師にとってなぜ不動産投資が向いているのかということに加え、空室対策に効果的な内装や設備などについてターゲット別に見ていきたいと思います。

大きな値動きがない不動産投資。節税効果にも注目

人生100年時代と言われている昨今。医師は比較的年収の高い職業ではありますが、ある程度の生活水準を保ちながらゆとりある老後を過ごすためには、なるべく早いうちから将来について考えておく必要があります。働き方改革の導入が進む中、最近は副業を認める企業が多くなってきましたが、忙しい医師が副業をしようとしても時間的になかなか難しいというのが実情でしょう。

そこで注目したいのが投資商品です。ひとくちに投資といってもその種類は多岐にわたりますが、代表格としては株式投資を思い浮かべる医師も多いかと思います。しかし、株式投資は医師が続けていくにはなかなか難しい投資商品といえます。株式は値動きの激しい商品。株価の値上がりで大きなリターンが期待できる一方で、暴落によるリスクがあるということを忘れてはなりません。そしてリスクを回避するためには、日々細かくチェックしながら、買うタイミングや売却するタイミングを考えていくことが重要なポイントとなります。忙しい医師には値動きをチェックする時間はなかなかつくれないでしょうから、株式を運用していくには環境が合わず、十分な利益を享受することが厳しいと判断できます。
株式と同じような特徴をもつFX(外国為替証拠金取引)やETF(上場投資信託)なども同様で、医師が満足のいく利益を得るにはなかなか運用しにくい投資商品と言えるでしょう。

一方不動産投資は、大きな値動きがないことが特徴。収益性の高い物件を所有することで、安定した入居率が保て、インカムゲインも安定したものになります。
“不動産というと物件入手時の資金負担が気になる”とお考えの医師も多いかもしれませんが、医師は信用のある職業ということもあって、ローン審査が通りやすいというのが特徴です。自己資金も比較的多く用意できるでしょうから、高いインカムゲインが期待できるような高額物件を所有するのも夢ではないでしょう。

ほかにも不動産投資が医師に向いている点があります。それは、節税の効果があるということです。年収の高い医師は累進課税制度によって所得税の課税割合が高くなっています。知識や経験を駆使し、休みなく働いて得た収入にも関わらず税金に多くを持っていかれるというのになかなか納得がいかないという医師も多いことでしょう。不動産投資をすればそこでかかった経費を総収入から差し引くことができます。課税対象の総額が減ることで課税割合のランクも下げられるというわけです。

ターゲットに見合った設備を備えることがポイント

不動産投資を成功させるにあたって、入居希望者の求める設備が備わっているかどうかという点は軽視できないポイントとなります。ただし、どんな物件に対しても同じ設備を設置すればいいというわけではありません。ターゲットに適した設備でなければ、成約につなげるのは困難を極めてしまうことになります。インターネット無料やオートロック、宅配ボックスなどはどのターゲットも共通して希望条件として挙げていますが、ここでは、ターゲット別の違いを見ていきましょう。

≪追い炊き機能やシステムキッチンが喜ばれるファミリー層≫
全国賃貸住宅新聞が調査・発表した「入居者に人気の設備ランキング2018年度版」によると。ファミリー層では2位に追い炊き機能、5位にシステムキッチンがランクインしています。家族が増えると入浴時間にばらつきがみられるため、追い炊き機能は必須。外食やスーパーなどのお惣菜で食事を済ませてしまいがちなシングルに比べて、ファミリー層はほぼ毎日料理を作ることになるので機能性の高いシステムキッチンが好まれるようです。どの層からも支持がある宅配ボックスは4位にランクイン。ネットショッピングが当たり前になっていることに加え共働き世帯の増加という背景が反映された結果となりました。
追い炊き機能やシステムキッチンが備わっていない場合は退去のタイミングに対応するのがベストと言えます。宅配ボックスは共用部に設置できますので、必要とお考えの場合は早めに対応するといいでしょう。

≪ファミリーではランク外の備え付け家具・家電がシングルでは人気。オートロック・ホームセキュリティに加え防犯カメラが上位に≫
同ランキングによると、ファミリー層では10位までにランキングしていなかった備え付け家具・家電が4位にランクインしています。しかも、前年は圏外という結果で以前にも増して初期費用を抑えたい・身軽に引っ越しをしたいという層が増えていることがうかがえます。
また、セキュリティーに関してファミリー層よりも重視しているというのも特徴。防犯カメラが8位になっているのはシングルならではの結果です。
備え付けの家具・家電は、商品にもよりますが一式そろえてもさほど大きな金額にはなりません。家賃の値下げなども空室対策のひとつですが、長い目で見るとオーナーにとっては収入が減ることになるというマイナス面があります。初期に設備を整えておいて早期成約につなげるというのが賢いやりかたかもしれません。

快適な空間を用意が空室回避のカギに

希望の設備が整っていれば、相場より少々高くても入居したいという意見をお持ちの方もいます。室内では長い時間を過ごすことになりますので、できるだけ快適な空間を用意することが入居者獲得のカギとなります。

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