ヘッジファンドと投資信託の違い!高収入な医師向きなのは?

高所得者におすすめの投資法といえば、ヘッジファンドです。ヘッジファンドとは、景気が良いときも悪いときも利益を追求する投資で、「相場が下がったときの資産の目減りを避ける」との意味から、ヘッジという言葉が用いられています。

この記事では一般的に馴染みのある「投資信託」とヘッジファンドを比べつつ、ヘッジファンドが医師に向いている理由を解説します。

ヘッジファンドと投資信託との違い

「ヘッジファンドは運用のプロに資産を預け、運用してもらう商品です」と説明すると、「投資信託とはどう違うのですか?」との説明をいただくことが多いです。投資信託も運用会社に資産運用を託す商品なので、用語の意味はたしかに似ています。

しかしヘッジファンドと投資信託では、最低資金や投資方針が全く異なります。次の3つの違いを見ていきましょう。

1.最低投資額
2.収益目標
3.手数料

1.最低投資額

ヘッジファンドの場合、投資をするのに最低限必要な金額が非常に高く、一千万円以上が必要となることが多いです。少なく見積もっても数百万円は下らず、正直に言ってしまえば高所得者でなければできない投資法です。

一方、投資信託の場合は1000円、1万円といった単位から始められます。インターネット証券会社では100円から売買できるようになってきています。

なぜここまで最低投資額に差があるのかというと、資金の募集方法の違いが主な要因です。投資信託は「公募」、ヘッジファンドは「私募」での募集という違いがあるのです。

投資信託は多数の投資家から少額ずつ資金を募れば運営できるので、公募の形式を取っています。それで、最低投資額が100円~1万円と低いのです。

一方、ヘッジファンドは富裕層や大口の投資家からまとまった資金を集めます。小口の投資家を大勢抱える投資信託と異なり、多様な投資戦略を取ることができるので、利益を出しやすいというヘッジファンドのメリットに繋がっていきます。

2.収益目標

それぞれが掲げる資産運用の目的が異なり、ヘッジファンドは「絶対収益」を、投資信託は「相対収益」を目標としています。

ヘッジファンドが目標とする「絶対収益」とは、どんな状況でも収益を上げることです。相場全体が上昇している景気の良いときだけでなく、リーマンショックのように景気が悪化したときでも収益を上げることが「絶対収益」です。

一方、投資信託が目標とする「相対収益」はあるベンチマークを相対的に上回る投資成果が出れば良い、という考え方です。投資信託の運用がうまくいかなくても、ベンチマークの方が下がっていれば、「相対収益」としては収益が上がっているとみなされます。

3.手数料

投資信託における手数料は「購入時手数料」と「信託報酬」です。購入時手数料は、証券会社や銀行を通じて投資信託を買うときにかかる手数料です。信託報酬は、資産運用を任せる運用会社や資産の管理を任せる信託銀行に支払う手数料です。購入時手数料は0~3%、信託報酬は0.5~2%程度が相場です。

ヘッジファンドの手数料は投資信託とは全く性質が異なります。一般的には、「資産残高に対する手数料」と「成功報酬」の2つがあります。

資産残高に対する手数料とは、投資家から集めた運用資産に対して2%程度必要となる手数料です。投資信託で言うところの信託報酬に似ているコストです。

成功報酬は、運用の成績が目標を上回ったときに運用会社がボーナスのような形で手に入れられる手数料です。目標値を上回った額の20~30%程度に設定されていることが多いです。

ヘッジファンドが医師に向いている理由

ヘッジファンド、投資信託のいずれもメリットはありますが、利益にこだわるならヘッジファンドがおすすめです。高収入な医師にヘッジファンドが向いている理由を紹介します。

1.収益にこだわっての運用
2.高収入の特権
3.仕事が忙しくても大丈夫

1.収益にこだわっての運用

投資の利益は景気と連動するので、景気が良いときは儲けやすく、悪いときは儲けにくく、仕方ないとも言えます。

しかし、絶対収益を目標とするヘッジファンドはどのような局面でも利益にこだわるので、投資による利益が出やすいのです。後述するようにヘッジファンドは取り得る投資法が多様なので、景気が悪いときでも利益を上げることができるのです。

投資信託だと取り得る選択肢が少ないので、景気が悪いときは運用成績も奮わないことが多いです。せっかく投資をするのですから、利益にこだわったヘッジファンドの方がおすすめです。

2.高収入の特権

ヘッジファンドが下落相場でも利益を出せるのは、投資戦略を柔軟に決められるからです。一般的に投資といえば株式や債券ですし、投資信託はこれらの投資先で運用していますが、金融商品はまだまだたくさんあります。詳細はここでは割愛しますが、金融デリバティブや先物取引など、下落相場や予期せぬ相場変動に強い商品はさまざまです。

ヘッジファンドが自由に運用できる背景には、「私募」の形式で限られた人から資金を集めていることがあります。一般に広く募集せず、私的に資金を集めるからこそ、自由で攻めた運用ができるのです。ヘッジファンドの利益は高所得者だけが受けられる恩恵です。

3.仕事が忙しくても大丈夫

お医者さんの仕事は忙しいので、通帳を開く時間すら無い人が多いのではないでしょうか。ただでさえ忙しいのに、投資にまで時間を割かれてしまっては困りますよね。

ヘッジファンドは運用会社に資産運用を任せる投資法なので、投資家は基本的に放ったらかしておくことができます。運用会社には資産運用を任せる分の手数料はかかりますが、手数料を差し引いても利益を出してくれるなら、忙しい人でも投資ができます。

まとめ

絶対収益を目標とするヘッジファンドの方が、投資による利益を多く手にいれることができると考えられます。特に医師のような安定していて高収入の職業に就いている人なら、最低投資額を乗り越えられるのでヘッジファンドがおすすめです。

ただし、今まで投資をしたことがない人は「いきなり一千万円もヘッジファンドに投資なんて怖い!」と思ってしまいますよね。そのような方は、投資信託で少額の投資を始め、まずは投資に親しみを持つことから始めてみると良いでしょう。投資に慣れてきたら、ヘッジファンドを検討してみてください。

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