空室リスク回避の3大ポイント

賃貸経営で避けたいのが空室リスクです。空室は長引けば長引くほど負債の原因につながりますし、物件評価が下がる危険性もあります。空室リスクは人気のアパートでも可能性は十分あります。空室になった場合、家賃値下げや内装・外装の見直し、内覧の多い業者を活用するなどいくつか手段があります。

家賃の値下げは要検討

空室が長引く場合、何からの対処を検討する必要があります。アパート経営などは築年数が経過すると人気は下がりますし、設備等も検討しなければなりません。アパート経営はあくまで収益を出すことが目的なので、なるべく低予算で問題解決に挑む必要があります。

空室が長引いた場合、家賃の値下げをするのも1つの手段です。家賃の相場が下がれば入居者が入りやすくなるのも事実です。

家賃を値下げした場合、大家の収益が減るというデメリットがあります。大家としては当初の計算より収益が減るため、家賃値下げは避けたいという人が多いことでしょう。家賃値下げのリスクはこれだけではありません。家賃を値下げするということは物件の価値を下げることにもつながります。

仮に8万円の家賃相場のアパートがあるとします。それを7万5千円に値下げすると、部屋の価値も7万5千円に下がってしまいます。家賃については時価であり相場をもとに大家が決めるものですが、家賃が安いと問題ありの入居者が増える可能性もあるので、その点も考慮しなくてはなりません。収入が低く安い家賃の物件を探しているといった人の場合は、家賃の支払いが遅れがちであったり滞納の危険性もあります。家賃はアパートの価値としても大事なものであり、入居者を選別する道しるべでもあるのです。

築年数の経過による値下げなども検討してみるといいでしょう。値下げをする場合も大幅値下げではなく、少しずつ下げて様子を見た方が良いでしょう。

内装・外装の見直し

アパート経営で定期的なリフォームは必要項目の1つでもあります。リフォームの費用はそれぞれの予算次第ですが、予算に余裕がある場合も凝りすぎたリフォームは要注意です。

リフォームをすれば空室対策になるということで、リフォームに踏み切る例も少なくありませんが、リフォームはあくまで入居者がいいなと思うものが前提であり、シンプルな作りが相対的に人気です。

リフォームは大家のセンスが問われます。自分で良いと思っても入居者ウケが悪いこともあります。特に費用をかけたのに残念なセンスの内装も少なくありません。趣味に走りすぎているリフォームは要注意です。

リフォームを成功させるにはリフォーム業者に相談するのがベストです。特にアパートであればアパートのリフォームを主に行っているところを利用するといいでしょう。

外装は定期的にリフォームすることをおすすめします。外装で注意したいのは周りの住宅に溶け込んでいるかどうかです。最近はカラフルな物件も目立ちます。カラフルな物件で人気の建物もありますが周囲からあまりにも浮いている物件だと不人気の原因にもなります。ここもオーソドックな色を選んだ方が無難です。

初期費用が安いという理由で古い建物の物件を所有しているケースもあるかと思います。その場合、時間があるのであれば自分でリフォームしてみるのもおすすめです。ホームセンターでは素人が簡単にリフォームできる用品を多数取り扱っています。使い方がわからない場合はスタッフの方に聞くことも可能なのでぜひとも活用したいところです。

内覧の多い業者を選ぶ

アパートの入居者募集は不動産業者を経由して行うケースがほとんどです。不動産業者にPRや手続きをしてもらい入居者を募るのですが、PRの中でも内覧が多い業者を検討しましょう。入居者を探すには内覧を積極的に展開している不動産業者がベストです。

内覧についてはどの程度の頻度で開催してくれるかも事前に確認しましょう。PRの中でも内覧は即決する場合もあるので要チェックポイントの1つです。

物件紹介の際、インターネットを通じて行っているところがほとんどです。空室が長く続いている物件は閲覧者も気が付いています。そうなると訳あり物件やいまいちな物件だと判断されてしまいがちなので、ここも注意しなければなりません。

空室が出た場合、速やかに内覧などの対応を行い、入居者を決めるのが1番です。長引けば長引くほど空室が埋まる確率は下がってしまいます。

空室が続き悩んでいる人は不動産業者を変更してみることをおすすめします。業者変更を行い、すぐに入居者が決まったという例も少なくありません。利用者が多い不動産業者はPRにも秘訣があります。ぜひ検討してみてください。

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