ライフイベント費用はどのくらいか?

結婚や進学、就職、葬儀など人生にはさまざまなイベントがあります。多くの場合、これらのライフイベントにはまとまったお金が必要となり、そのための貯金や保険に入っている人も多いことでしょう。では一体どのくらいの費用がかかるのか見ていきましょう。

ライフイベントの洗い出し

ライフイベントには結婚式や家の購入、身内の葬儀などさまざまなものがあります。結婚時は300万円、葬儀代は200万円など確保している人も少なくありません。また多くの人は人生80年計画で設計を立てているかと思います。これも見直しが必要な時代になりつつあります。
人生80年計画については「人生100年計画」への切り替えたほうが良いでしょう。長寿大国の日本では寿命は年々延びており、今後さらに伸びることが予想されます。
ライフイベントについても長寿化に伴い介護費用の増加や葬儀のシンプル化(家族葬など)に切り替えが行われています。
ライフイベントには下記が挙げられます。
・就職活動
・結婚
・出産
・自宅購入
・教育費
・老後の資金
・介護
・緊急資金
ここであげたのは大まかなライフイベントなので、実際はもっと資金が必要なケースが少なくありません。
老後の資金は2000万円の確保が必要という発言が話題になっていますが、寿命が延びることでさらに資金確保は必要ですし、自宅で過ごしたいといったリフォーム費用なども必要になる可能性があります。
資金については家族構成や生活設計でも異なります。例えば賃貸の人は賃貸料がかかりますし、持ち家の人は固定資産税や修繕費も含め検討する必要があります。
人生はアクシデントがつきものです。不測の事態に備えて、ある程度の資金は用意しておいた方がいいでしょう。

ライフイベントの費用

ライフイベントの費用はピンキリです。やり方によって大幅に節減も可能ですし、補助金等を活用できる場合もあります。しかしながら資金を確保するにあたり、ある程度目安を知っておきたいといった人も多いことでしょう。日本FP協会では「主なライフイベントにかかる費用の目安」というものを発表しています。

具体的には
・就活費用約14万円
・結婚費用約463万円
・出産費用約51万円
・教育資金約993万円
・住宅購入費約3340万円
・老後の生活費月額26万円
・介護費用月額16万円
・緊急資金約60万円

上記を参考にするのもよいでしょう。
住宅購入の場合ローンを組むケースが多くみられます。教育費は学資保険などの加入が多いです。おおまかでもこのくらいの資金がかかるという目安は、ぜひとも抑えておきたいところです。

シンプル化のすすめ

結婚式や葬儀は多くの人を呼んで盛大に行うといった風潮はひと昔前は良くある光景でした。現代は人づきあいが希薄化しており、家族葬を行う風潮も高まっており、シンプル化が広がっていくでしょう。
終活という言葉がよく聞かれますが、葬儀やお墓についてもたびたび話題となっています。以前は長男が家と墓を継ぐなんてことが当たり前でしたが、それもひと昔前の話で合同葬を希望する人や維持に手間がかからないロッカー式の墓なども人気となっています。
ライフイベントの中でもシンプルにできるものとできないものがあります。例えば教育費は学校や学部で左右され、シンプル化が難しく、逆に想定よりもお金がかかるケースが少なくありません。
就活費などは物をそろえるのにヤフオクやメルカリを活用するといった手もあります。工夫をすれば経費削減ができる部分もあります。
住宅については今後人口減少に伴い空き家も増えるため、空き家を活用して経費削減に結びつけることも可能かもしれません。
ライフイベントの資産に問題がない人も、なるべくシンプルに、そして労力がかからない方法が広がっていくのではないでしょうか。
現代は女性の社会進出により、以前のように家事やイベントに時間を避けなくなっています。仏壇の手入れやお墓の掃除など購入前に残された遺族に手間がかからない方法を検討する人が増加しています。
先祖代々のお墓や仏壇を受け継いでいる人は、それらについても今後労力がかからない方法に切り替えてしまうことも検討したいところです。
自分もいつか年を重ねて高齢になります。その際に労力がかからず維持がしやすいシンプルスタイルを想像してみるといいでしょう。
お金を使うのは簡単であり、貯めるのは難しいことです。余裕があっても、つい浪費してしまいがちですが、普段からお財布のひもはしっかり締めてライフイベントに備えた蓄えを確保したいところです。

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