中国人富裕層の9割以上が将来的な海外移住を希望している理由

日本の観光地でも中国人観光客の姿を見ない日はありません。最近は地方でも中国人観光客と遭遇することが珍しくなくなりました。中国は今や世界第2の経済大国であり、以前とは想像できないほど裕福になっています。

中国人富裕層の9割以上が将来的な海外移住を希望している現実&理由

中国人富裕層の9割以上が将来的な海外移住を希望していると言われています。海外へのあこがれは多くの人が抱いていますが、9割以上という統計はすごい数字です。この数字は世界の富裕層の中でもNO.1であることは間違いありません。
なぜ海外移住を希望しているのかというと、中国に対する不安要素が多いことが要因です。
まずは汚染問題があります。汚染問題から子供を遠ざけたいと投資家向けのビザ取得がしやすいカナダやアメリカを目指す人も多くみられます。カナダではあまりにも中国人のビザ発給者が多いため、現在は取得が難しくなっています。
また教育も理由となっています。中国でも英語は必須であり、中国語以外の言語を取得できるよう早々と英語圏に移住する人もいます。
これらの共通の理由は「子供の将来を見据えて」という理由です。自分の子供はとても大事であり、何にも代えられない宝物でもあります。健康のために汚染されている地区は住むのに適していると言いがたいですし、学力も大事なポイントとなります。
中国は自由経済の流れもありますが、共産主義の国です。共産主義は自由度が薄いことから自由を求める人は移住を目指す傾向にあります。

中国人富裕層が移住したい国とは

中国富裕層が移住したい国はどこかというと断トツ人気がアメリカです。なぜアメリカなのでしょうか。
中国は長く続いた1人っ子政策の影響もあり、子供1人あたりにかける熱意も高いのです。日本ももちろん教育熱心な家庭が多いですが、中国は人口の多さから競争率が激しく、スパルタが当たり前の状態で受験に臨んでいる状況です。
優秀な人材が多い中、同じカテゴリーで競争するより他のジャンルや得意分野を開拓した方がよいと考える人も少なくありません。
アメリカは中国にとってもあこがれの国であり、アメリカ国籍を欲しいと思っている人も多くみられます。アメリカ国籍を得るためにアメリカで出産する中国人も多数いるほどです。中国人がアメリカ国籍にこだわるのには大学受験の外国人枠の関係もあります。中国の有名大学では外国人枠を設定しており、外国人は通常の入学制より低い学力で合格できるという裏技もあるからです。

日本人も海外移住希望者は増え始めている

日本人も海外移住者が増え始めています。理由は子供に英語を身につけさせたいという点が多くみられます。日本にもインターナショナルスクールがあり、有名人の子供や裕福な家の子はインターナショナルスクールに通う例もありますが、学費が1年あたり400万円前後であることから気軽に通学できるとは言い難い状況です。
またこんなケースもあります。原発避難のケースです。2011年に東日本大震災が発生し原発事故があったことで海外に移住した人もいます。このケースでは子供の健康を第一に考え移住した人が多いケースでもあります。
子供をインターナショナルスクールに通わせたいけれど金銭的に厳しいといった人はマレーシアを選択する例もあります。マレーシアは英語も公用語となっており、公立学校で英語を取得できる他、中国人が多い関係で中国語の勉強も行います。
マレーシアは生活費も安く治安も良く、さらにビザも取りやすいことから移住しやすい国であり、今後ますます語学目的の海外移住は増える見込みです。
その他インターネットの普及も関係しています。インターネットの普及によりインターネットがあれば場所を問わずにビジネスができるといった人も増えています。物価が安い東南アジアで生活し、インターネットで生計を立てるというケースもあります。
さまざまなスタイルですが、海外は日本人の私たちにとって敷居の低いものになりつつあり、家族で移住する例も増えています。
資産がある人は子供をボーディングスクール(全寮制寄宿校)に通わせる例も増えています。こちらは学費と寮費で年間1000万円前後であり学費工面が最大の課題となります。24時間体制で教育してくれるありがたい学校であり、数々の有名人を生み出していることでも有名です。
子供を含めた海外移住に興味がある方はまずは夏休みなどを利用してサマースクールに通わせてみてはどうでしょうか。

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