プログラミングを学ぶことで身につく5つの能力

プログラミングを学ぶことは、ITリテラシーを高めるだけでなく、子供が生き抜くために必要な能力を身につけることを助けます。そこで今回は2020年にプログラミング教育が小学校で必修化される理由や、プログラミングを学ぶことで身につけることができる5つの能力を紹介します。

2020年からプログラミング教育が必修化される理由

2020年から小学校でプログラミング教育が必修化されるのは皆さんもご存知だと思います。今後IT産業で人材が不足するため、人材確保も必修化の理由の1つです。それ以外にも、文部科学省は、「言語能力の育成、論理的思考力の育成に役立てること」を必修化の目的として掲げています。このように小さいころからプログラミングを学ぶことで、生きるための力を身につけることが可能です。
日本以外の国のプログラミング教育の状況をみていきましょう。例えばSkypeを生んだ、IT先進国のエストニアでは、2012年にプログラミング教育推進プログラムが開始され、小学校1年生からプログラミング教育が開始済みです。イギリスでは2013年のナショナルカリキュラムで、5~16歳までの義務教育期間中にプログラミング言語の学習を取り入れた授業が必修化されています。また韓国では初等教育からICTリテラシーが必修科目として導入されています。諸外国でも、今後プログラミング教育は当たり前になっていくでしょう。そのため日本の小学校でプログラミング教育が必修化されるのは当然の流れだと言えます。

プログラミング学習で身につく5つの能力

プログラミングを学ぶことで、プログラミングスキルを身に付けることができるだけでなく、論理的思考力や問題解決能力など仕事に欠かせない能力を身につけることができます。ここでは、プログラミング学習で身につく5つの能力をみていきましょう。

・論理的思考力
論理的思考力はプログラミング的思考力ともいい、因果関係を整理して順序立てて考える力です。プログラミングを学ぶ過程で自然と論理的思考力を身につけることができます。文部科学省は新学習指導要領の中で論理的思考力とは「自分が意図する一連の活動を実現するために、どのような動きの組み合わせが必要であり、一つ一つの動きに対応した記号を、どのように組み合わせたらいいのか、記号の組み合わせをどのように改善していけば、より意図した活動に近づくのか、といったことを論理的に考えていく力」と定義しています。
論理的思考力と聞くと難しいイメージを持ってしまいがちです。しかし実は日常生活の中でも論理的思考を使う場面があります。一番わかりやすい例が料理です。例えばカレーを作る時に、カレーを完成するまでに、必要な材料を準備する。それぞれの材料を食べやすいサイズにカットする。材料を炒めるというようにいくつかの行程に分けて考えて、作業を進めます。プログラミングも同じくいつかの工程に分割して作業を進めていきます。論理的思考力は算数や数学の問題を解く時に必要な力です。プログラミング学習で論理的思考力を鍛えておくことで、他の教科の成績アップにも繋がります。

・問題解決能力
問題解決能力とは今ある情報をもとに、ベストと判断した手段で目標を達成するための力です。プログラミングを行う過程では必ずバグが発生します。バグとは自分が思った通りにプログラミングが機能しないことです。バグを起きた場合、バグを認識し、原因を分析して解決策を考えていきます。その度に自分の頭で試行錯誤しながら原因を特定し、解決する中で自然と問題解決力を鍛えることが可能です。

・忍耐力
忍耐力とは困難な状況の中でも目標に向かって進んでいく力で、受験に欠かせない力です。忍耐力もプログラミングを学ぶことで身につけることができます。プログラミングでは地味な作業の連続です。プログラミングが自分で思った通りに、動いてくれなかった場合、何度もやり直ししながら作り上げていきます。この過程の中で自然と忍耐力を培うことが可能です。

・創造力
プログラミング学習では自分で考えたゲームを形にしたり、ロボットを自分が好きなように動かしたりしていきます。自分の頭にあるイメージをかたちにすることを繰り返すことで、自然と相続力を鍛えていくことが可能です。創造力を鍛えることで、ちょっとしたアイデアをすぐやってみようと行動できるようになっていきます。

・自発的な学習能力
プログラミングを学ぶことで子供の自発的な学習意欲を高めます。プログラミングに関するリファレンスはインターネット上にたくさんあります。プログラミングを学ぶ過程で、疑問が出てきた時に子供でも簡単に調べることが可能です。プログラミング学習を通じで、分からないことを自分で調べるようになることで、理科や社会など他の教科で疑問が出てきた時に自発的に自分で調べるようになっていきます。ただしインターネット上の情報は全て正しいとは限りません。そのため子供がインターネットを使って何か調べる時は、情報の取捨選択の仕方や、リソース元を確認するように教えましょう。

子供の将来に備えてプログラミング学習をスタートさせよう!

プログラミングを学ぶことは、論理的思考力や問題解決能力などの能力を鍛えることに繋がります。2020年には小学校でプログラミングが必修化されるのを機に、子供の将来に備えて、プログラミング学習をスタートスタートさせるといいでしょう。

■おすすめ記事
子供の学力は教育投資に値するのか?
医師育成【タイで短期英語留学「Scholars International School」の活用】
医師育成【東大生は公文式をしている子が多い】