医学部入学に強い中高一貫校は男子校が多い

医学部入学は幼少期からの学習が非常に重要です。中学受験をするお子さんも多く、ここがまず第一関門となるケースが少なくありません。

医学部を目指すなら中学受験は必須

医学部を目指すには小さいころからの学力が欠かせないテーマとなります。地方では中学受験の学校がないケースもあります。そのため中学受験をするお子さんは寮に入り、生活する子もいます。
医師を多く輩出する学校を見てみると中高一貫校の男子校が多くみられます。昔からの伝統校も多く、医師の登竜門ともいえる名門校となっています。
中学受験については賛否両論がありますが、家族で話し合って進路を決めることが大切です。学校以外の勉強と1日6時間以上の勉強時間が必要ですが、周りが勉強するのが当たり前といった環境に置かれると自分も勉強しないとまずいという心理となります。
一方勉強をあまりしない環境であると、なぜ自分ばかり勉強しなくてはならないのかという葛藤にかられます。親が医師になれというからいやいや勉強するといった形では、東大以上の学力が必要とされる医学部の難関に到底太刀打ちできません。
医学部に合格した人たちも過去に受験の苦しさや葛藤と戦った人たちがほとんどです。その第一歩が中学受験です。中学受験は親子共々の戦いとなります。
学力についても中学受験を経験した人とそうではない人は大きく差が出ることが少なくありません。中学や高校の勉強も小学校の基礎学力がベースとなり、ここで100点に近い点数を取れる場合、その後の学力もスムーズにつくことが多くみられます。
地理的な問題で中学受験を迷っている方は、1度お子さんと学校見学をしてみるのもおすすめです。

共学への動き

伝統ある中高一貫校も近年は共学の動きが出ています。以前の日本は特に高校時は男子校、女子高と別れているケースが多く、共学の方がまれな場合も少なくありませんでした。その理由の1つが高校入学時の時点で成長や理解力が高い女性の学力が高い傾向にあり、男子は若干学力の遅れが出るためと言われています。進学校の場合、男性と女性にわけて定員を設定し、男性枠が200人に対し、女性枠は100人といったケースも多くみられました。その結果女子は男子よりも高得点でいないと合格できませんでした。
こうしたやり方に対し、男女平等ではないといった意義が唱えられ女子の位置づけが見直されています。また中高一貫校についてもレベルの高い学校に入れたいと願う父母から、男子だけではなく女子も入学できるようにしてほしといった要望もあげられ、共学の動きはさらに高まっています。
共学にするにあり、物理的な問題もあります。例えばトイレです。男子校の場合、男子用のトイレが中心で女性用のトイレがごく少数であったり、女性用の着替えロッカーが用意されていないケースも少なくありません。改築が必要となるわけですが、改築費用もかなりかかるため共学への動きに二の足を踏んでいる学校もあります。
医師や医療現場では人材不足が問題となっており、医師育成は日本の課題の1つとなっています。医学部へ進学する環境づくりの上でも女子の中高一貫校の進学は大きなポイントとなることでしょう。

今後の動き

医師育成で欠かせない中高一貫校ですが、今後は女性医師の動きがさらに加速することが予想されます。以前女性は結婚したら家庭に入るケースが多くみられましたが、最近は産後1年で復職する人も多くみられます。
日本全体の人口減少や高齢化社会も大きな課題であり、高いが学力が必要な医師になるにはバックアップ体制も不可欠となっています。
学力もさることながら、医師育成には1億円とも言われるお金がかかるケースも多く、資金集めも必須の課題です。お金の面でも補助を出すなどフォローが必要と言えるでしょう。
中高一貫校が共学になる動きは今後さらに加速することが予想されます。少子化の影響で子供1人あたりにかける教育費も増えていることから、私立中学を狙う家庭は今後さらに増えることが予想されます。
医療業界の発展には男女問わず医師育成が欠かせないテーマです。女性の人材活用を見直すことは大事なことでもあります。
女子の進学者が増えるとさらに高い学力が必要になるでしょう。特に高校まではどうしても女子の学力が高いためそうした傾向にあります。男子の医師育成はさらに高い学力を目指すことが大事です。

■おすすめ記事
医学部予備校について
医師育成【学研+公文式のテキスト活用もおすすめ】
医師育成は家庭学習こそ原点