人生100年時代の到来

2017年に発表された日本人の平均寿命は男性81.09歳、女性87.09歳となっています。平均寿命は年々延びており、今後ますます延びることが予想されます。そんな中ついに人生100年時代の到来が身近に迫っています。人生80年設計ではなく人生100年設計で計画することが大事です。

人生100年時代到来が現実的に

平均寿命は年々延びておりデータ上では10年に2~3年延びる計算となっています。このデータ通りいくと、近い将来平均寿命は90歳となり、そのうち100歳になります。データはあくまで平均値なので実際はもっと長生きしている人も多いことになります。
人生100年時代が到来すると人生80年時代に比べて老後の資金が必要となります。年金内で賄えるなら問題ありませんが、介護やその他に必要な経費についても20年分プラスで計算しなければなりません。
老後の資金についてどのくらい貯金すればいいのかというと、アメリカのデータだと25%ほどの貯金が必要だと言われています。給料の25%を貯金するのはけっこう大変な話です。日本の場合、厚生年金で賄うケースが多く実際はここまで貯金している人はごく少数派と言えるでしょう。
自営の人の場合、国民年金のためさらに多くの貯金が必要です。自営でも厚生年金であればまたライフプランが異なってきます。
老後生きていく上で必要なのは健康とお金、そして病院です。必要なもののサイクルがそろっていれば老後も楽しい生活が待ち受けています。何よりも健康が第一優先です。食生活に気をつけたり、ラジオ体操をするなど自分の生活パターンを見直してみましょう。

老後は20年から40年の時代に外部との接触が生きるポイントに

以前は60歳定年でしたが、現在は65歳定年となっています。これが2022年には70歳定年に引き上げが決まっています。医師の場合、開業医も多いことから定年に関係なく生涯老後も仕事を続ける人も少なくありません。
リタイア後の自由時間を楽しみにしている方も多いかと思います。リタイア後ですが現在は60歳定年と仮定して20年が余生と言われています。それが人生100年時代となると余生は40年となります。
老後の時間の使い方ですが日本人は働き詰めの人が多く、逆に時間を持て余す人も少なくありません。特段しなければいけないことがない毎日をどう過ごしていいかわからないという人が多くみられます。時間がないときはあれもしたい、これもしたいと妄想しているものの、実際に時間ができるとどうしていいか戸惑う人も多いです。
女性は外に出て趣味の活動にいそしむケースも多いのですが、男性は自宅でテレビを見て横たわる生活といった人も少なくありません。
健康に生きるためには外部との関わりも避けられないテーマです。外部との関わりは必須であると心得て、ぜひともそうした場を設けてほしいものです。趣味の会などでなくても、例えばお茶会でもいいのです。何気ない話をする場などへ参加してみるのも良いでしょう。
可能ならなるべく趣味の場がおすすめです。趣味の話など共通の話題があるとコミュニケーションもスムーズになることでしょう。

ボランティアなど積極的に参加を

元気で生きるために必要なものはズバリ「生きがい」です。生きがいはちょっとしたことでも生み出すことが可能です。例えばお酒が好きな人だと仕事をしてから飲むお酒を生きがいにしていることがあります。これも良いことだと思います。
医師などの職業の場合、定年にとらわれず健康であれば仕事を継続することが可能であり、80歳を過ぎても現役の人が少なくありません。医師として必要とされている以上、仕事を続けるといった人も多くみられます。
これらに共通することは相手に必要とされていること、そして自分が役立っているという誇りです。どちらもとても大事なことで明日につながる活力になります。
シニア向けのボランティアですが、総合病院の案内などもあります。Aさんは旦那さんを亡くしてから気力落ちしてしまい、友人の勧めで総合病院のボランティア(案内係)を始めました。毎日多くの患者さんが押し寄せる総合病院では、レントゲンや受診科への案内も大変な作業の1つです。ボランティアスタッフの案内によって迷うことなく行けるので非常に助かるという声も多く聞かれます。
Aさんがボランティアを初めて7年、現在82歳ですが現役で頑張っています。Aさんを必要としてくれる人が待っていること、そして患者さんからの「ありがとうございます」という言葉が何よりうれしいと語るAさん。
Aさんの活動は健康維持にも役立っていることが考えられます。身体的な健康はもちろんのこと、精神的な健康も欠かせないポイントです。

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