秋の夜長に読んでおきたい!おすすめのビジネス書4選

昔から読書の秋と言われているように、秋になると本を読みたくなる方も多いのではないでしょうか。秋の夜長と言われるように、夜の時間を有意義に過ごす方法として、読書は最適だと言われています。大正年に読書週間が始まり、今は11月3日の文化の日を中心とした2週間を読書週間として定めています。そのため秋になると書店で本を購入する人が増えるようです。

読書量と年収は比例する

かなり昔のデータとなりますが、2009年に日本経済新聞社が行った月額書籍購入費用の調査によれば、年収800万円以上の人は2,910円。年収400万円~800万円の人は2,557円、年収400万円以下の人は1,914円という結果でした。また雑誌「プレジデント」の年収ランクと読書量に関するアンケートの結果によれば、1500万円以上の人は毎日平均30分以上、年収500万円から800万円クラスの人は、一日当たり平均5~30分間、読書時間を確保していることがわかりました。これらの調査から読書量は年収に比例することが分かります。

今読んでおきたいビジネス書4選

中国の詩人韓愈の「符読書城南詩」の中に、涼しい秋になり、ようやく灯火の下で読書を勤しむという一節があるように、古くから秋は読書に最適な時期です。ここでは今読んでおきたいおすすめのビジネス書を紹介します。

・「生き方」稲盛和夫
ビジネス書としては100万部を超えるロングセラーで、日本を代表する経営者である稲盛和夫の著書「生き方」です。すでに読んだ方も多いかもしれませんが、繰り返し読むことで、新たな発見のある一冊。京セラとKDDIを創業、JALを再建へと導いた経営のカリスマ稲盛和夫の人生哲学が余すところなく納められています。サッカー日本代表長友佑都選手、野球日本代表監督の小久保祐紀氏などの経営者だけでなく、多くのトップアスリートの座右の書としても有名です。仏門に入った著者の言葉は、経営者としてのノウハウや言葉というよりも、「人間として何が正しいのか」という、子供から大人まで、多くの人にとって必要な考え方、つまり生き方の哲学が紹介されています。

・「AI vs.教科書が読めない子どもたち」新井紀子
今年2019年ビジネス書大賞を獲得したのが、「AI vs.教科書が読めない子どもたち」です。ビジネス書大賞はディスカヴァー・トゥエンティワンと、アカデミーヒルズ六本木ライブラリーが主催。2018年1月~2018年12月刊行のビジネス書を対象に、書店員やブロガー、出版社、マスコミ、六本木アカデミーヒルズライブラリー会員および一般読者の一次投票によってノミネート8作品が選出され、その中から最終選考委員により、大賞、経営者賞、読者賞の3つ賞が選出されます。今年大賞に選出された「AI vs.教科書が読めない子どもたち」はまさに、今読みたい一冊です。国立情報学研究所教授の著者である新井紀子氏は、世間に広まっている間違ったAIによる未来予想図が実態と相違している点に対して憂慮しています。本書ではこれから起こりうるAI恐慌に基づいた、最悪のシナリオとそれに対抗するための、未来の教育のあり方について提言しています。ビジネスマンだけでなく、これからAIと共存する私たちにとって、何が必要かをわかりやすく伝えてくれる一冊です。

・「 ティール組織 マネジメントの常識を覆す次世代型組織の出現」フレデリック・ラルー
マネージメントやこれからの組織作りを考える立場にある方なら読んでおきたい一冊が「 ティール組織 マネージメントの常識を覆す次世代型組織の出現」です。日本を含めて世界17ヶ国で翻訳されています。600ページを超えるため、気になっているけど、まだ読めていない方も多いのではないでしょうか。ティール組織とは予測不能な現代において、必然的に誕生した新しい組織のスタイルです。本書では、圧倒的な力を持つトップが支配する衝動型組織から、進化型する組織(ティール組織)までの進化の過程をわかりやすく解説。そして世界中の組織の中からユニークな組織モデルに急成長している組織の特徴やセルフマネージメント、ホールネスそして存在目的について、詳細に具体的な事例を合せて解説しています。かなりボリュームのある一冊だからこそ、読書がしやすいこの時期に読んでおきたい一冊です。

・「1分で話せ 世界のトップが絶賛した大事なことだけシンプルに伝える技術」伊藤羊一
プレゼンや人前に話をするのが苦手と思っている方におすすめしたい一冊が「1分で話せ 世界のトップが絶賛した大事なことだけシンプルに伝える技術」です。著書はソフトバンクアカデミアの国内CEOコースで年間1位の成績を修め、現在はYahoo!アカデミア学長として、次世代のリーダーを育成する伊藤洋一氏。本書では著者が長い経験を経て身につけた人に伝えるためのノウハウを余すことなく紹介しています。伝えることの目的は、相手に理解してもらうだけでなく、理解した上で何かしらの形で動いてもらうことだとし、そのための必要なアクションについてまで言及しています。著者の体験談も収録されているため、どのように行動すればいいかイメージしやすく、プレゼンだけでなく、コミュニケーション力を高めたい人におすすめの一冊です。

まとめ

これからの季節は読書に最適の時期。最近、読書の時間が取れていない方は、この機会にまずは気になる一冊を手にとってみてはいかがでしょうか。

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